読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

コリラックマに恋する男子の写真練習帖

北海道札幌市で写真を撮ってます。リラックマ・コリラックマ写真とネイチャー写真が多めです。オリンパスの「OM-D E-M1 Mark Ⅱ」「STYLUS TG-4」、フジフィルムの「X-T1」で主に撮影してます。

茅田砂胡さんのファンタジー小説が面白すぎる! 最近読んだ本3冊

読書

どうも、madです。

ここ最近ブログを更新できておらず、ここらで一度更新したいなーとは思えどもネタが見つからず頭を抱えていました。

一度更新ペースが落ちてしまうと、以前のように頻繁に記事を書くのが難しくなりますね。

 

そこで今回は趣向を変えて、最近読んだ本の感想でも書いてみようかと思います。

この度読んだ本はこちらの3作です。

『レディ・ガンナーの冒険』茅田砂胡

『慟哭の谷』木村盛武

『デンデラ』佐藤友哉

 

 

長編ファンタジー小説『デルフィニア戦記』でお馴染みの茅田砂胡さんが送るデルフィニア戦記とは違ったファンタジー小説、レディ・ガンナーシリーズ。

もともとは角川スニーカー文庫から出ていたものですが、最近角川文庫で新しく発行されました。

 

先日発売された『トゥルークの海賊』4巻を読み終えて以降、茅田成分不足に陥ったため、未読だったレディ・ガンナーシリーズに手を出してみたところ期待を裏切らない安定の面白さでした。

 

デルフィニア戦記、スカーレットウィザード、暁の天使たち、クラッシュ・ブレイズ、天使たちの課外活動、トゥルークの海賊 と読み進めてきたのですが、今のところ茅田作品にハズレはなしです。

 

ファンタジー小説が好きな人はもちろん、そうでない人にも自信を持っておすすめできる作者です。

茅田砂胡 作品一覧(Amazon)

 

 

 

屋内は真っ暗闇、救いを求めて泣き叫ぶ婦女や子ども、断末魔のうめき、人骨を噛み砕く異様な響き、熊の暴れ回る鈍い音。時折屋内が静まり返ったと思うと、今度はかすかなうめき声とうわごとが聞こえてくる。もはや生存するものはいないと、誰もが思わずにいられなかった。

本文 p.49 より

 

 三毛別熊事件を題材にした吉村昭の小説『羆嵐 』の元となった「獣害史上最大の惨劇苫前熊事件」(昭和40年、旭川営林局誌「寒帯林」1月号と3月号に掲載)に加筆したものが本書です。

事件当時に居合わせた人への取材や、事件現場の写真、当時の報道記事など多角的に事件が検証されていて、これぞドキュメンタリーといった内容。

この本を読んで、『熊嵐』がほぼ実話ベースだったことに驚きます。

ヒグマ怖い。

 

 

 

斎藤カユは見知らぬ場所で目醒めた。姥捨ての風習に従い、雪深い『お山』から極楽浄土へ旅立つつもりだったのだが。そこはデンデラ。『村』に棄てられた五十人以上の女により、三十年の歳月をかけて秘かに作りあげられた共同体だった。やがて老婆たちは、猛り狂った巨大な雌熊との対決を迫られる──。

裏表紙 より

 

裏表紙の紹介分にひかれて買った1冊。

やがて老婆たちは、猛り狂った巨大な雌熊との対決を迫られる──。

ってさらって書いてますが、超展開ですよ、これ。

さらに登場人物欄を見て驚愕

 

f:id:madhatter87:20150127204538j:plain

 

いまだかつて、ここまで登場人物が婆オンリーの小説があっただろうか。

随所随所に突込みどころ満載で楽しく読めた1冊。