コリラックマに恋する男子の写真練習帖

北海道札幌市で写真を撮ってます。リラックマ・コリラックマ写真とネイチャー写真が多めです。オリンパスの「OM-D E-M1 Mark Ⅱ」「STYLUS TG-4」、フジフィルムの「X-T2」で主に撮影してます。

オリンパスTG-4とFD-1の組み合わせで軽量コンパクトにマクロ撮影!

どうも、madです。

唐突ですが、先日 STYLUS TG-4のアクセサリーであるフラッシュディフーザー FD-1を購入しました。

OLYMPUS TG-4用 フラッシュディフューザー FD-1

OLYMPUS TG-4用 フラッシュディフューザー FD-1

 

内蔵ストロボの光をレンズの周囲に導いて拡散するような作りのディフューザーです。
FD-1を装着すると、ストロボの光が柔らかくなって広範囲に広がるようになります。

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TG-4にFD-1を装着したところ。

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左上部に付いているつまみを調整することで、内部の仕切板が稼動し、ディフューズ量が調整可能です。(左がディフューズ量MAX、右がMIN)

 

似たようなアイテムにLD-1がありますけれど、LD-1はカメラ本体のLEDライト光を使用するのに比べ、このFD-1は内蔵ストロボ光を拡散するような作りになっているので、LD-1より広い範囲をより明るく照らして撮影することができます。

また、STYLUS TG-4 本体のファームウェアをVer.2.0にアップデートすることで、カメラ本体がFD-1に対応するようになり、「顕微鏡モードでの露出制御がFD-1に最適化」され、「顕微鏡モードでフラッシュ補正が可能」となります。

[006251]TG-4 ファームウェア Ver.2.0 アップデート内容について | オリンパス

※ ファームウェア Ver.2.0では他に「顕微鏡モードの撮影設定が保持される」機能も搭載されました。今までモードを切り替えるたびに設定がリセットされてしまい、なんとも使いづらかったのですが、これで顕微鏡モードの操作性が大幅に改善されました。
FD-1を使わない人も、ファームウェアのアップデートをすることをおすすめします。

 

「顕微鏡モードでの露出制御がFD-1に最適化」されることで、ISO感度が低く設定され、ノイズの少ない写真がとれます。顕微鏡モードでは自分でISO感度を設定することができないので、意図せず高感度になってしまってノイズに悩まされることが多かったんですが、これでその悩みからも開放されました。

またフラッシュ補正が可能となることで、より自分の意図を反映させた写真を撮影できるようになりました。
これにより、背景をアンダー目の露出にして、フラッシュでメインの被写体のみ適正な露出で撮るといったことが可能になりました。

ということで早速屋外にFD-1を取り付けたTG-4を持って行き、顕微鏡モードで昆虫写真を撮影してきました。
以下の写真はすべてFD-1を取り付け、顕微鏡モードで内蔵ストロボを発行させて撮影しています。(撮影場所は、札幌市宮丘公園です)

 

広角マクロ撮影

被写体まで1cmまで接近して撮影できる顕微鏡モード。
顕微鏡モードにして、レンズの広角端(フルサイズ換算25mm)で被写体にぐっと近づいて撮影すると、メインの被写体を大きく写しながらも背景も一緒に写しこむことができます。

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ムラサキツメクサを訪花するオオウラギンスジヒョウモン?
撮影後、1:1にトリミングしています。

 

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ムラサキツメクサを訪花するモンキチョウ

 

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ムラサキツメクサを訪花するモンキチョウ (左右をトリミング)
ちょっとやり過ぎた感がありますが、背景を-1くらいアンダーにしてストロボを発効させると、メインの被写体を背景から浮き上がらせて撮影することができます。

 

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ムラサキツメクサを訪花するキアゲハ

 

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ムラサキツメクサを訪花するマルハナバチ

 

 テレマクロ撮影

以下は顕微鏡モードで光学ズーム望遠端(フルサイズ換算100mm)で撮影したテレマクロ写真です。
顕微鏡モードだと、望遠端でもレンズから1cmのところでピントが合います。

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キアゲハをちょっと引いた位置から撮影

 

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ミカドフキバッタの顔

 

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体長4~5mmのクロクサアリもばっちり大きく写せます。
(左右をトリミング)

 

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食事中のアキアカネ。
咀嚼音が聞こえるまで近くに寄って撮影してみました。

 

FD-1を付けることでTG-4は全くの別物となる!

せっかく接写性能が素晴らしいコンデジであるSTYLUS TG-4ですが、FD-1を購入する前はストロボ撮影がうまい具合にいかず、次第に使用する機会が減っていました。

昆虫写真家 海野和男氏による「TG-4 + FD-1」 レビュー記事
たまたま上記の海野和男さんのレビュー記事を見て存在を知ったFD-1。
オリンパスお得意の強気な価格設定のアクセサリーですが、使ってみてこれはとても良いものだと思いました。

今までは光量が足りず、かといって内蔵ストロボのライティングも嫌いだったので、ISO感度を上げて撮影していました。
その結果、被写体のディテールは潰れ、ノイズが目立ち…(あと、なぜか画面中心に小さな赤いフレアが出る)
そんな写真が量産されるので、あまり野外にTG-4を持ち出すことがなかったんですが、FD-1はそんな不満を見事に吹き飛ばしてくれました。
たかがフラッシュディフーザーと侮ることなかれ、FD-1を付けてファームウェアをVer.2.0にアップデートしたTG-4は、今までのTG-4とは全く別物と言っていいほど優秀なマクロ撮影カメラとなります。
マイクロフォーサーズのマクロレンズ、M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroの出番が減ってしまいそうです…

 

OLYMPUS TG-4用 フラッシュディフューザー FD-1

OLYMPUS TG-4用 フラッシュディフューザー FD-1

 
海野和男の昆虫撮影テクニック 増補改訂版: デジタルカメラによる

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