コリラックマに恋する男子の写真練習帖

北海道札幌市で写真を撮ってます。リラックマ・コリラックマ写真とネイチャー写真が多めです。オリンパスの「OM-D E-M1 Mark Ⅱ」「STYLUS TG-4」、フジフィルムの「X-T2」で主に撮影してます。

やっぱり僕は虫が好き。そして『ファーブル昆虫記』

どうも、madです。

ここ三週間ほど天気が良くない週末が続いてしまった札幌。
土日に野山へ赴いてエネルギーを満タンにチャージして翌週の平日に少しずつ切り崩しながら働いている身としては、週末の天気は死活問題なのです。

そして昨日の日曜日も午前中はいまいち天気がよくありませんでしたが、お昼過ぎに少し日が射してきました。
「この機を逃しては、来週末まで元気を充電できん!」
と、その僅かな合間に宮丘公園まで行って主に虫の写真を撮ってきたのでご紹介。

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E-M1MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

ちなみに「宮丘公園」とは、札幌市西区西野にあるmad行きつけの自然観察フィールドです。
下記の「宮丘公園」カテゴリリンクから、宮丘公園関連の記事一覧をご覧いただけますので、興味のあるかたは覗いてみてください。

宮丘公園 カテゴリーの記事一覧 - コリラックマに恋する男子の写真練習帖

エゾマイマイ

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E-M1MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

雨上がりで湿度が高かったからか、園内の散策路には大型のカタツムリであるエゾマイマイが大量に歩きまわっていました。

気をつけて歩いていたつもりつもりでしたが、気付かずに1匹を踏み潰してしまって「カシャっ…グニュ」という感触がダイレクトに足裏に伝わってきてなんともいえない気分になりました。

ハナカミキリの一種

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E-M1MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

園内の日当たりの良い散策路沿いではオオハナウドが今を盛りとばかりに花を咲かせていました。
このハナウドの花序には色々な虫が集まってきます。

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E-M1MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

ハナカミキリの一種。
正面から撮影していなかったので、あとで種名を同定することができませんでした……
いつもあとから同定するために、色々な角度から写真を撮っておこうとは思っているんですが、いざ撮影となるとすっかり夢中になって忘れてしまうのが反省点です。

ウロコアシナガグモ or エゾアシナガグモ

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E-M1MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

オオハナウドの花茎にうまく擬態している様子を撮影してみました。
どこにクモがいるか分かるでしょうか。
ちなみに、ずっとこのクモはウロコアシナガグモだと思いこんでいたのですが、メスの姿がほとんどウロコアシナガグモと区別が付かないエゾアシナガグモがいるということを今日知りました。

ハエトリグモの一種

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E-M1MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

オオイタドリの葉の上に体長5mmほどのハエトリグモを見つけたのでマクロ撮影。
ハエトリグモの特徴である可愛らしい目をしっかりと撮るため、こちらを向いた瞬間を狙って撮影しました。

このたび、文一総合出版のハンドブックシリーズから『ハエトリグモ ハンドブック』が発売となったので、Amazonから迷わず予約注文しましたよ。
(文一総合出版イモムシハンドブックにはいつもよくお世話になっております)
これを期にハエトリグモとの付き合いを濃厚にしていきたいなーと。
須黒達巳さんのようなハエトリグモ写真が撮れるようになりたいと妄想したりします

サビキコリ?

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E-M1MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

コメツキムシっぽいやつが草の上に止まっていたのでレンズを向けたら、「わたし、これから飛びまっせ」的な動き方を始めたので、早くシャッターを切らなきゃと思って撮ったところ、今まさに飛び立つシーンを撮ることができました。
我ながら連写でなく単射でよく撮ることができたなと思っている一枚です。

ニホンカワトンボ

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E-M1MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

メタリックな体色と、先が茶色に色づいている羽が大層美しいトンボです。

ホンサナエ?

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E-M1MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

トンボは乾燥標本にすると一気にその瑞々しい目の色と体色が色あせてしまうので、生体を観察するに限ると感じた高校生の夏。

エゾオオマルハナバチ

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E-M1MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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E-M1MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

園内で咲いていたハマナスの花でエゾオオマルハナバチが吸蜜をしていました。
普通に見ていると、ずんぐりむっくりとした体型の可愛らしいハチだなーと思いますが、長い口吻を伸ばしているところを見てしまうと「うわ……なんだこのエイリアン」と思ってしまいます。

ニホンカナヘビ

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E-M1MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

あまりに虫の写真が続いたので、ここらで箸休めに爬虫類を。
宮丘公園内の日当たりのいいところで良く見られるニホンカナヘビです。
園内を歩いていると、側の草むらでときおり「ガサガサッ」と何かが動く音がしまして、そういう音がしましたならば大抵こいつらが近くにいます。

飼ってみると、わりと人馴れするような種です。
高校生の頃に卵を身ごもったメスを捕まえてきて育てていたことがあって、そのメスが産んだ卵を孵化させてみたところ、なんとも可愛らしい小型のカナヘビがたくさん誕生して、日々エサ集めに奔走した記憶があります。

アゲハ

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E-M1MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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E-M1MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

虫好きを自称しているmad。
それ故に少し恥ずかしくてあまり大きな声では言えないのですが、実は成人してからアゲハの幼虫を見たことがないんですよ。
人生で唯一アゲハの終齢幼虫を見たのは、釧路で小学校の歩き遠足に参加したときだったと記憶していますが、当時はイモムシ・ケムシ全般が大嫌いだったのでなんとも勿体無いことをしたと思っています。
今年こそはしっかりと狙ってアゲハの終齢幼虫を見つけてみたいと思っています。

キアゲハ

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E-M1MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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E-M1MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

アゲハに混じってキアゲハも同じようなところを飛んでいました。
縄張り意識があるのか、お互いに近くにくると相手を追い払うように飛び立って追い立てます。
蝶の飛翔シーンをしっかりと取れるようになるのも今年の目標。

クロオオアリ

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E-M1MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

クロオオアリは大型でなんとも見ごたえのあるアリの一種です。

ちなみに。去年から始めたアリの飼育を始めています。

アリ カテゴリーの記事一覧 - コリラックマに恋する男子の写真練習帖

今年になってから飼育しているアリの記事を更新していませんでしたが、細々とトビイロケアリのコロニーを育てており、妻からは生暖かい目で見守ってもらっています。

妻に中国産の蜂蜜を食べさせておきながら、アリの餌としてカナダ産の混じりっけなしのメープルシロップをAmazonで取り寄せたところ、「私よりアリが大事なのね!」と軽く家庭崩壊の危機に陥りました。

モン・ファボリ メープルシロップ 250g

モン・ファボリ メープルシロップ 250g

 

スジクワガタ

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E-M1MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

ひとしきり園内で昆虫撮影をして満足したのち、空が一気にどんよりとしてきて雨がポツポツと振り始めたのでカメラをバッグにしまって宮丘公園から出ようと思ったところでスジクワガタのメスを発見して、急ぎカメラを再度出して撮影しました。
いくつになってもクワガタムシを見つけると興奮してしまいますね。

やっぱり僕は虫が好き

中学~高校生にかけて根っからの昆虫少年だったmad。
小学生のころは虫があまり得意ではなかったのですが、中学生当時に奥本大三郎先生訳の『ファーブル昆虫記』に出会ったことで、虫の世界に興味を覚えてどっぶりと浸かることになりました。

ファーブル昆虫記 文庫版 全6巻セット (集英社文庫)

ファーブル昆虫記 文庫版 全6巻セット (集英社文庫)

 

しかしながら、ここ最近は昔ほど虫に入れ込んでないなぁと少しさびしくなっていたところ、Twitterのタイムライン上で素晴らしい本の情報を発見しました。

kotoba(コトバ)2017年夏号

kotoba(コトバ)2017年夏号

 

なんと、この世知辛いご時世に『ファーブル昆虫記』の特集を組んだ雑誌が発売されるというではありませんか。
気づいたときには、過去の自分に突き動かされるようにAmazonでポチっていました。

そして実際に届いた雑誌を読んでみたところ、よくもこんな素晴らしい特集を組んでくれたものよ!と感動してしまいましたよ。

古き良き博物学Natural Historyというものが、文学と科学の幸福な調和であるとすれば、『昆虫記』こそはまさにその奇跡的な成果である。

奥本大三郎 "『昆虫記』の誕生"(kotoba 2017年夏号より)

多分、僕がファーブルに惹かれていた要素として一番大きいのは多分この部分でないかなと今になって思います。

プリニウスや南方熊楠に憧れるのも、特定の分野に細分化される前の科学と文学が融合した博物学に対する憧憬があるのかもしれません。

使用カメラ&レンズ